薬に頼らない健康法~ボーダーラインの俺たち~

薬に頼らない健康法を試した結果

24.冬なのに水虫の話

 

・水虫のタイプ

冬に水虫の話も如何なものかと思いますが、足が高温多湿になる環境は冬でも充分発生しうる状況ですので冬とはいえ水虫にお悩みの方は相応にいらっしゃるのではないかと思います。特に女性の場合、冬はブーツを履くことも多くなるので意外に水虫に悩んでいる方が多いのかもしれません。水虫のタイプは大きく分けて3種類。

①足指の間にできるタイプ

②水ぶくれができるタイプ

③皮膚が厚くなるタイプ

①のタイプは足の指が間がジュクジュクになり皮がむける症状。②の水ぶくれが出来るタイプは、足の裏に小さな水泡が出来てかゆみを伴うことが多いです。水ぶくれができてかゆみを伴うものですから発見すると気になってついついつぶしてしまう。

水虫の原因は白癬菌というカビの一種が高温多湿など菌が繁殖しやすい環境において増殖し発生するようです。昔と違って今は水虫は完治する病気になっていますので病院へ行くのが一番良いと思います。市販の薬でもよく効くものもありますので対処がしにくいわけでもありませんが、発生してしまうとやはり痒みがあるし面倒でもあります。

 

・水虫菌を防ぐには

そういう私も長年水虫に悩まされてきたひとりです。症状は①と②の併存型と言えると思います。年から年中水虫の症状があらわれているわけではありませんが、特に夏は水虫に悩まされる頻度が多かった気がします。水虫の原因が細菌であるということは素人の私でもなんとなく知っていましたし、やはり足を清潔にすることが重要であると思っていました。そこで、憎き水虫を防ぐために日頃から足を清潔に保つように頑張ってしまうわけです。「足を清潔に保てば水虫は予防できるはず。」

 

・足を力を込めて洗うこと

「足を清潔に保てば水虫は予防できるはず。」その信念で私がやっていたことと言えば、毎日お風呂に入ったときに足の指1本1本を、足の裏を入念にナイロンタオルで石鹸を付けてこするくらい洗っていたのです。しかし水虫の状況は一向に良くなりません。

むしろ悪化していたかも・・・。そしてある時にある一文を発見します。

 

・「水虫の人で足を過剰に洗っている人はいませんか?」

「水虫は足に付着した白癬菌が皮膚の中などに潜り込み繁殖することによって発症したり悪化します。ひょっとして足を傷つけるくらい洗っている人はいませんか?そのことで水虫が悪化します。」ナイロンタオルでゴシゴシ洗うこと。まさにこれが逆効果だったみたいです。ゴシゴシ洗うことで足の皮膚を傷つけ、そこから白癬菌が皮膚に入り込み繁殖してしまう。それで水虫が発症する。良かれと思ってやっていたことがまさか水虫を悪化させていたとは・・・

 

・手で撫でるように洗ってあげたら

その一文を見たときに、まさかとは思いましたが理にはかなっており、もしこれで水虫が改善されれば儲けものと、全く期待せずに足を手で洗うように変えました。白癬菌は水で洗い流すことができ、ナイロンタオルでゴシゴシせずとも手洗いで充分洗い流せます。手洗いをしばらく続けてみました。そうしたらなぜか水虫がほとんで発症しません。極まれに発症することがありますが市販薬ですぐ治ります。本当にほぼ水虫が治ったというか発症しないんです。これは発想の転換というか本当に驚きました。

市販の薬もいいく薬が出ているようですし、水虫に悩む方は是非患部を優しく洗うようにしてみてくださいね。もしかしたら私のようにいい結果が出るかもしれません。