薬に頼らない健康法~ボーダーラインの俺たち~

薬に頼らない健康法を試した結果

16.そもそも高血圧か?(薬を減らしてみる)

降圧剤を服用中

現在血圧の薬を毎日服用中です。イルベサルタン100mgとアムロジビン5mgであり、たぶん高血圧の治療薬としては基本的な分量を処方されていると思います。ただ問題はもうかれこれ10年以上これらを服用しているが、治療薬ではないためにこの先もずっと降圧剤を飲み続ける必要があるということです。今まで年齢も若かったため特に副作用は感じませんでしたが、例えばじん臓機能低下といった重篤な副作用を引き起こすリスクもあるのではないかと思います。じゃあどうすれば良いのか?薬の量を減らせばよい、薬をやめてしまえばよい。単純なことだけど、単純には行かないのが難しい。

「血圧の薬やめちゃ危ない。」とか聞けば勝手に止めるのは怖いし、医者は血圧の薬やめていいですよなんて言わない。

高血圧の基準

  1. 1987年、180mmHg 以下
  2. 2004年、140mmHg 以下
  3. 2008年、130mmHg 以下

血圧の基準は年々下がり続け、高血圧と診断される人の数は増加している。

年齢が上がれば血管が硬くなっていくため自然と血圧は上がるらしいのだが、毎年基準が上がっていけば世の中高血圧だらけで、みんな降圧剤を飲むことになる。

想像するにそこらへんのオヤジが全員降圧剤を飲んでいるようには思えないが、脳梗塞心筋梗塞で死亡している人がそこら中にあふれているような感じはない。

ある学説によれば、160/100mmHg 未満までは循環器系疾患死亡率が上昇しない。一方、180/110mmHg 以上の人を 160/100 mmHg と強く下げた場合に死亡率が上昇する傾向があると言い、「160/100 mmHg 以下では健康リスクとならない」「薬物治療は 180/110 mmHg 以上を限定とし降圧は 20mmHg までとする」などの指摘を行っている。

降圧剤を減らしてみた結果

高血圧が健康に対してリスクであるのは間違えないようだが、理由はあるとしても1987年から50mmHgも高血圧の基準が下がり、諸学説もある。結局は血圧が上がれば健康に対するリスクは高くなるものの、実はそんなに大騒ぎするほどのリスク増加ではないのではないか?もちろん程度はあるが。自分の場合は高血圧のリスクよりも、降圧剤による副作用のリスクが大きいかもしれないと考え、そこで降圧剤を減らす作戦をやってみた。(続行中)いつものようにカイフ氏の動画から情報を仕入れ、次の作戦をやってみることにした。

  1. クミスクチン茶を水筒に入れ会社で飲む
  2. 天然塩を多めに摂る(皇帝塩)

1.クミスクチン茶は血圧を下げる効果があるほか、腎臓の機能改善効果がある。

2.高血圧対策としてもう数十年も前から減塩しろ減塩しろといわれ続けているし、先日会社の同僚が高血圧で体調不良となり病院に行ったときにやはり減塩しなさいと言われた。自分の父親も、母から高血圧だから醤油禁止だとか、減塩だとか散々言われ機嫌が悪くなっていたのを思い出す。自分の頭の中で直感的に実は減塩ってあんま関係ないんじゃないの?関係あるとして工業生産された食塩(NaCl)が問題な気がする。だって工場で作った塩というか化学物質がカラダに良いわけないじゃないか。カイフ氏の動画の中で天然塩を1日に小さじ3杯食べ続けた人が高血圧を克服したという話もあり、昔から言われる減塩とは全く正反対の経験談で実に興味深かったのもある。だけど1日小さじ3杯の天然塩を食べようと思って食べれるものではない。だった塩ですよ?辛すぎて無理でした(笑)

対策1.2をやりはじめて3か月が経過していますが、血圧はほとんど変化がありません。降圧剤を減らす前は上の血圧が120~140くらい。降圧剤を半分に減らして上記1.2の対策をして、上の血圧が122~135くらい。病院で測った血圧は80-122、80-130でした。ほとんど大差はないのだけれど、降圧剤を半分に減らしても血圧が上がってないしまぁいいかという感じです。ただ天然塩の摂取量が少ないので天然塩の効果はわかりません(笑)血圧には個人差がありナーバスな問題なのでおススメできるものではないかもしれませんが、降圧剤を半分に減らせたのでそれなりではないでしょうか。